モンテカルロ法は、決まった法則で「数列」を書いていき、そこから導き出された額を次の勝負にベットしていく攻略法です。
負ける勝負があることを前提として、数列の導出によりリスクを抑えながら、利益を積み上げていくシステマチックな攻略法となります。
オンカジの攻略以外にも、株価、販売予測、プロジェクト管理、価格設定などに使われています。
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モンテカルロ法は、ペーパー・ペンを使って数列を書きながら、一定の規則に従ってベット額を変えていくことで、確実な利益を積み重ねていく攻略法として有名です。
リスクを抑えるために、際限なく配当の機会を待つことができます。
この攻略法を適用するには、3倍配当があるゲームでの有効性が高いです。
具体的なシミュレーションを行ってみると理論上の必勝方法が全て表示されます。
例えば、3倍配当があるルーレットでのモンテカルロ法を使用する場合、一定の規則に従い入力した額に応じて賭け金を変えていきます。
2クリックを入力した際に、賭け金を次のように変える必要があります:第1クリック-ベット額をまず3倍にします。
第2クリック-今回の賭け金と前回の賭け金を足し合わせて、その2回の合計をベットします。
モンテカルロ法が一番上手くいく状態としては、負ける勝負の3連敗以上がないような、セットを完結させようとする際に使用される攻略法です。
以前の勝負勝ち・負け・反転を備えた状態をメモしていくことで、必然的にある程度の集中力を要しますが、これもまた役に立つケースです。
これを取り入れることで、数列上計算による利益の導出を実現することで、リスクをなるべく抑えながら頑張って利益を上げていくことができます。
モンテカルロ法は、勝率33%、配当3倍のゲームで、連敗が続かなければ必ず勝つことができる攻略法です。
ルーレットの3倍配当の賭け方は、12個の数字のいずれかに賭けるもので、勝率は12/37=約32.4%です。そのため、モンテカルロ法でルーレットの3倍配当に賭けて負ける確率は、1 - 32.4% = 約67.6% となります。
ただし、モンテカルロ法は、連敗が続くと、1回の勝利であっても、損失額を回収することはできません。そのため、連敗が続くほど、負ける確率が高くなります。
例えば、連敗が5回続くと、負ける確率は 約99.9% となります。
したがって、モンテカルロ法でルーレットの3倍配当に賭ける場合は、連敗が続くリスクを理解した上で、慎重に利用するようにしましょう。
5連敗する確率は、約14%と、けっこう高いんですね。
モンテカルロ法のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
デメリット
カジノのモンテカルロ法と資金配分には密接な関係があります。
適切な資金配分
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モンテカルロ法は理論上は勝てる設計ですが、実際には十分な資金と適切な資金配分が重要となります。資金が少ない場合は破産リスクが高まるため、注意が必要です。
モンテカルロ法を使ったカジノゲームでは、メモを取ることが非常に重要です。以下の点に注意してメモを取る必要があります。
初期数列の設定
最初に短い数列(例えば[1][2][3])をメモに書き込みます。この数列から賭け金を算出していきます。
賭け金の決定
両端の数字を足して賭け金を決めます。例えば[1][2][3]なら1+3=4ドルが最初の賭け金になります。
負けた場合
負けた場合は、前回の賭け金を数列の右端に追加します。例えば4ドル負けたら[1][2][3][4]となります。
勝った場合
勝った場合は、配当率によって処理が異なります。
数列が空または1つになったら終了
数列が空か1つの数字になったら、1サイクル終了です。
メモを取りながらこのルールに従って数列を操作し続けることで、モンテカルロ法を実践できます。リアルカジノでは、モンテカルロ法のメモ禁止のところもあり、逆に言うと一定の効果が見込める攻略法と言えるでしょう。
オンラインカジノではメモを取ることが可能なので、この攻略法に適しています。